いけだ便り

いけだ便り55号

夏の手前の季節も、紫外線はかなりきついらしい。
最近は、日傘やUVカットのクリームにサングラスと無駄な抵抗をしている。
持っていた日傘が寿命だったか?2,3本ダメになった。
最近気になっていたのだが、骨の部分にグラスファイバーというものを使っているらしい。
折れるとそこからガラスの繊維のようなものが出てくる。ケガをする場合があるので、むやみに触らないようにと、UVカット率とか書いてある説明書に、虫眼鏡で見ないといけないような小さい文字で書いてある。
グラスファイバーを使っていないのを買おうと、百貨店に行った。
スタッフの方に聞くと、主流はグラスファイバーとカーボンファイバーにアルミの3種類らしい。
グラスファイバーやカーボンファイバーは、折れるとやはりガラスの繊維が出るらしい。
「ほなアルミの骨の日傘がいいわ」ガサツなおばさんなので、あんまり気にしないで持ちたい。
しかし今どきは、アルミの日傘は置いていないという。
おばさんの知らないところで話は進みすぎ。
昔からの和傘でも持たないといけないのか?

お巡りさん

小さいころ父や母と離れて、親戚の人の車に乗せて貰った。
そこの家に遊びに行くつもりだった。車は定員オーバーだったようだ。
小さい子供に言わしたら、お巡りさんも許してくれると思ったのか、一緒に乗っていた大人が「もしお巡りさんに車を停められたら、病院に行くというのやで」
「そんなこというのは嫌や。降りる」
乗ったとたんだったので、降りて家に帰った。
「今行ったのにもう帰ってきた」と父や母はびっくり。帰ってきた理由は言わなかった。
多分まだ小学校に行っていない頃。
今のグズグズと比べて、ずっと男前な感じと思っていた。
最近『パリタクシー』という映画を見た。
乗ったタクシーが、スピード違反だったかで捕まってしまう。
ドライバーは、今捕まるとたちまち生活ができないほど困窮していた。
客の90歳代のマダムが、気を利かしてドライバーのピンチを救う。
まだ10歳にもなっていない子供と90歳代の女性では、答えも変わってくると、今頃納得している。

ティッシュ

週に1回は、行きつけの居酒屋ならぬ眼科に行く。
逆まつ毛の治療の後、目を洗ったり目薬を差したりする。
その時、先生が「ティッシュをどうぞ」と持ってきてくれる時がある。
1枚目はどうかという時は、先生がシューっと引き抜いてからすすめてくれる。2枚目3枚目を使う。
使った後ゴミ箱に捨てるのだが、おばさんも先生の手前があって、ちょっと丁寧にゴミ箱に捨てる。
家だとぽいっと『あれっ?入らなかったなあ』てな具合だがクリニックではそうはいかない。上品に入れるので、先生がちょっと心配して「池田さんゴミ箱は、患者さんが使うので触らないように、ポイっとね」でもそうは言ってもね~

中華料理対決

仕事場の近くに小さな中華料理店がある。
おっさん1人で、料理を作って、接客も1人でやっている。時々奥さんらしき人が手伝っているときもある。
その店の向かいに、広いスペースの中華料理店がオープンした。
前を通るとき、両方の店をつい眼だけで見比べる。小さな店にお客さんが誰もいない時もある。
カウンターの向こうの調理場に座ったおっさんの白髪頭が、しょげてるように見える。
大きなほうの店に悪いが『おっさん頑張れ』と思いながら前を通る。
どちらの店も入ったことがなくて、おいしいのかまずいのか分からない。
それなのに、なぜか小さい店の味方をしてしまう。
たまに大きな店に負けないくらい客が入っていると『お~頑張っている~』と思う。

祭り

連休は田舎に帰りました。
コロナも影響が少なくなって田舎にも帰りやすくなった。
田舎では何年かぶりに祭りもあって、見に行った。
田舎の祭りはいいもので、同級生に5人も会えた。
そこで、なぜかずっと気になっていた小学校の時の転校生のこと。
名前もまともに覚えていない。1~2年で転校していったように思う。
永久に疑問のままと思っていた人の身元が分かった。
やはり転校生はいたのだ。私の勘違いでなかった。
しかも今も活躍している芸能人のお兄さんだった。

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