杖
通勤帰りの京都駅。改札を出て人混みの中を歩いていたら、若い男性めがけて杖が振りかかった。若者が持っていた、布のキャリーケースに当たった。真上から、杖が降りかかってきた。近くを歩いていた私も、思わず頭をすくめた。
なんとおじいさんが、若者めがけて杖を振り下ろしたのだ。
想像だが、若者は人ごみの中、キャリーケースを引きながら、スマホを見ていたのではないかと思う。
スマホを見ながらお年寄りにぶつかり、謝りもしないで行きすぎようとして、お年寄りの逆鱗にふれたのではと思う。
そう思うのも、若者は、杖を振り下ろされても、何も言わずにキャリーケースをひいてスマホ片手に改札に向かった。
お年寄りも、何事もなかったかのように片方の肩を下げて、背中を丸めてヒョコヒョコと杖をついて、若者とは反対方向に去っていった。暴力沙汰ではあるが、かなしい老人の気持ちを思う。
粉石鹸洗剤
あるメーカーの粉石鹸の洗剤が無くなるとか?妹が新聞の切り抜きをラインで送ってきた。
衣類を洗う石鹸の洗剤。粉です。化学的な合成洗剤でない洗剤。
そろそろ買わないといけないと思っていたら製造中止だと。
原料の高騰や製造機械の老朽化が原因らしい。直接電話で、製造してほしいという直談判のユーザーも多いらしい。
仕方がないのでちょっとお高めだが別のメーカーの粉石鹸洗剤を買う。
男性陣には、合成洗剤でも粉のものもありますから、分かりずらいかもしれません。
粉石鹸の洗剤は合成洗剤より環境負荷が少ないらしい。排水しても早く自然にかえるようだ。
妹は、私が「粉石鹼洗剤は自然破壊が少なくていいよ」と言ったら律儀に使っている。
私の言うことは、半分ぐらいしか聞かないと思うが?これは実行しているものの一つ。
合成洗剤がすべてマイナスとは思っていないが、田舎の川を、多分、食器洗いの中性洗剤ではないかと思うが、泡が消えずに流れていく景色を見るとこわい。
やっぱり自然は、残していかないといけないと思う。
余談だが、百貨店で時々買っていた巻きずし。添加物なしで安くておいしかった。新装開店した時、なぜか売らなくなった。残念。
これも余談だが、量販店に粉石鹸洗剤を買いに行ったらスペースが少なくなっていた。
要するに売れる品物を置く。
温暖化とかマイクロプラスチックとか、環境破壊をしていくことの、しっぺ返しがすぐそこまで来ている感じがする。
喫茶店
喫茶店でテーブルに「おひとり様1点のオーダーをお願いします」と貼ってあった。前から貼ってあった?それを見ながらテーブルを占領するのは悪いけど、まだ混雑していないので、テーブルにひとり座ってお茶を飲んでいた。
やっぱりテーブルに貼るのには意味があるようだ。隣に座った外人さんのカップル。1つの冷たいコーヒーを2人で交互に飲んでいる。ついでにスマホも充電。
いちいち注文を聞きに来るのでなく、カウンターで注文してセルフで運ぶ。店員さんの目は届かない。外人さんだけではないと思うが、やっぱりいるにのやな~
飲みたくなくっても、テーブル使用代わりに、注文するのが普通と思っていた。