いけだ便り

いけだ便り62号

居酒屋事情

業者仲間7人で、居酒屋に行った。おっちゃん6人とおばはん1人。結構広い居酒屋で、安くて気楽で、時間制限もないので時々使う。
最初は、生ビール。口頭で注文。「あとの料理はスマホで注文してくださいね」人手不足は仕方がない。
気がつくとおばはんが注文係。ビールが終わると、焼酎や日本酒。熱燗は2本頼んで注文の手抜き。
「おっきな徳利で2本きたで~」「ええの~ええの~」
冷ややっこは?みんな欲しい?ハイハイ。タコさんウインナーは?1人3個として21個は要るやろうと、仕事以上に熱意がある?おっちゃんのご要望。スマホの画面で調べて注文していく。
しめは「ウーロン茶欲しい」おばはんは「ウーロン茶は料金要るで。ただのお茶頼もう」ただを怒っているかのように、7人分の湯飲みはめちゃくちゃ熱い。湯飲みを持った指を、思わず隣のおっちゃんの腕で冷やす。
お支払いして、割り勘のレシート7人分作ってもらう。ワイワイ気がおけない仲間は、楽しい。
また誘ってね。
でもね、おばはんはスマホ注文で酔えないのです。

ガサガサぽりぽり

映画館。集中してみているのに!あの大泉洋がお父さん役、真剣演技で頑張っているのに!
ガサガサぽりぽり、うう?
右側のカップルで来ていたおっさん。本物のバケツより小さいが、結構大きなバケツ型の入れ物に、山盛り入ったポップコーン。最初は山盛りなので食べる音だけ。減ってくると底をガサガサ探りながらポップコーンをほおばる。
左のおばさんも同じ大きさの容器。おばさんはいつの間にか抱えながら食べている。
映画よりそっちが気になる。
ポップコーンだけでは喉が渇くのか?ストローを刺した冷たい飲み物付きは、定番?だいたいトレーに、ポップコーンと飲み物がセット。
2時間ほどの映画が終わるまでに、全部食べないといけない。残りをお持ち帰りとかはあんまり見たことがない。
帰りにはノルマこなした、空の容器がゴミ置き場にたくさん。みんなで食べれば怖くない。

掃除機

今はハンディタイプの掃除機も多くなった。
昔引越しの時に掃除機を買った。外国製のちょっとこだわった掃除機。そいつは25年ほど使っているがいまだ健在。時々足げにする。百貨店で買ったとき、足で操作してくださいと言われた。ホースも時々踏んでしまうけど、全然平気。健気なもんだ。私やったら文句いう。
ついにゴールデンウイークの連休前に電源はつくが吸わなくなった。連休が終わって、修理ができなければ軽いのを買おうと思っていた。やっと買える。薄情なおばはん。連休終わって、普通に動く。「あれっ?なんやった?」捨てられるのを察知して?なおった?
その後、友人が、「ラジオが故障した。しばらくコンセント抜いておいたらなおっていた。捨てないで良かった」と言ってきた。似たようなことがあるもんだ。

今いくよくるよ

今くるよさんが亡くなった。
早いもので、いくよさんが亡くなって10年近くなるらしい。
いくよさんを見たことがある。京都のライブハウスで。ホンモノの舞子さんが客と一緒に来ていたりで、京都らしい華のあるライブハウスだった。今はない。
そこに、同窓会の二次会?周囲は同級生?10人ぐらいのグループだったが、いくよさんを守るように、周囲を同級生が座っていた。私のイメージとして、いくよさんは舞台で首に青筋をたてて漫才をする感じ。
それがちょっと伏し目がちでニコニコしてあまりしゃべらない。いくよさんを僕たちが守るという感じの同級生?
あまりにもテレビや舞台と違っていたので、今も頭に残っている。
くるよさんも、プライベートでは意外と舞台とかの感じとは違う方だったかもしれない。

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