いけだ便り

いけだ便り72号

☆大衆食堂模様

最近は、大衆食堂風の地下街のお店にお昼を食べに行く。
そこでは、野菜炒めと、鯖の干物の焼いたものと、丼一杯の味噌汁のような豚汁、それに白米。
気に入っているのは、野菜炒めも豚汁も野菜が多く割合バランスがいいと思っている。
意外と薄味の感じもいいと思っている。
最近は、いろいろと考えがあって野菜炒めが肉じゃがの分の定食に変わった。
私は変わった癖?があって飽きるまで通う。
ソロソロ別の地下街の、一人しゃぶしゃぶに目移りし始めているが、しゃぶしゃぶも思ったほどヘルシーでないという情報を聞いた。
なぜかとテレビがいうには、しゃぶしゃぶした肉の油が、スープの中の野菜にひっつくそうな。しませんけど後の雑炊とかやめておいたほうがいいと。
雑炊といえば、この冬、フグを食べたあとの、雑炊はおいしかったなあ。
話は戻って肉じゃがと鯖、豚汁定食のほうの店内は、若い人から年配まで、さまざまな年齢層。
今どきなのでスマホで注文。これは、もう珍しくない。
店員のおばさんは、スマホで注文できる人か、瞬時に見極める。
「スマホで注文してくださいね〜」とか。
「何にされます?」と口頭で注文を聞く客も。だいたい1〜2割は、注文を聞いてあげている。
食事をしていると、私の後ろのテーブル席で「人間も絶滅危惧種や」と大きな声。
思わず振り返ると、お年を召したおっちゃんが、ちょっとだけ若いおっちゃんを相手に、日本を嘆いていた。

☆給湯器

年々私と一緒で、マンションのあちこちに不具合がでる。
今回は給湯器。お湯が出ない、急におかしくなった。
テレビのCMで、早めの交換を放映している。
貧乏性のおばさんとしては、正常に動いているものの交換は、気持ち的にも経済的にも難しい。
最初は台所のお湯が出なくなった。いろいろ試すとお風呂の自動給湯が、何とかお湯が出る。
そのうち、その頼みの自動給湯もダメになった。
コンセントを抜き差しすると、動く場合があるという、メーカーのアドバイスを聞いた。
普段は開けない部屋の、外の給湯器の入っている、暗い小部屋のコンセントを抜き差した。
すると普通に台所もお湯が出るようになって、元に戻った。
1週間の給湯器交換待機期間を、何とかクリア。
1週間も、もしお風呂に入らなかったら、寄ってこんといてになると思う。
何とかお湯が出て、給湯器交換待機の1週間を騙し騙ししのいだ。
給湯器設置のおじさんいわく、この給湯器は製造から29年も経過していたらしいと。
コンセント抜き差しで動いたというと、それは末期症状らしい。
3時間で新しい器械交換が終了。心底ありがたいと思った。
お願いするにあたって、有事の際のチラシ保存をしておいた。
チラシは一杯あったけど、今どき怖いのでメーカー、大手の会社、マンションのおすすめ業者、この辺に絞った。
風呂の水道の栓も、締めてもポタポタと水が出る。それも頼んだ。
見積りで同じ給湯器交換で、10万円以上も高いところもあった。
少しお安く仕上がった。
やっぱり新しい給湯器は便利で、古い給湯器には悪いけど使いやすい。
「お風呂が沸きました」と喋る器械に、私は「ハイハイ」と返事をする。
しかし、私と一緒でマンションもお歳だなあ。

☆昔々

最近は行けないが、昔は時々台湾に行った。
料理も美味しいし日本からも近い。お気に入りだった。
社内旅行でも行った。
会社の人達とテーブルを囲んで、食事やお酒を楽しんでいた時。
若いボーイさんがひざまずいて、私の袖を引っ張る。
何か言っているが、分からない。自慢じゃないけど、私は日本語しか話せない。
このボーイさん、なんやろと?思ったが、どうしょうもないのでほっておいた。
ちょっと困っていたようだが、そのうち諦めてどっかに行った。
あとで考えたら、私を台湾の女の子と間違っていたみたい。私も若かったのやなあ?笑笑

☆電車の中で

電車の中で、隣のおばさんが疲れているのか?
グッと体重がのってきたり、スッと軽くなったり。
お互い肉付きがいいので、ふわふわとなんともいえない感触。
駅に着いておばさんは、そそくさと降りていった。
なんだか置いていかれた感じ。

☆春

ちょうど今頃の季節だったか?春が来たが寒かった。
母がご近所に、商売のお米の配達に行った時、弟と二人でついて行った。
ちょっとええとこ見せたくて、もう弟を背負うこともできると、背負って母に見せた。
とたん、ふらふらとよその家の塀の煉瓦の角に額を打った。
額って、結構血が出るもんです。母がびっくりして病院に連れて行った。
治療が終わって家の店先に座って、血と涙と寒さとで、ガタガタ包帯頭で震えていた。
まだ小学生になる手前だったと思う。小さい時からええ格好しいやったと思う。
それで失敗するんです。

☆三兎を追う者は一兎をも得ず

通勤列車で、前のほうに並んでいた。電車が来てドアが開いたとき、あっちこちに空席が3席ほどあった。目移りがして、結局後ろに並んでいた、お兄さんお姉さんに遅れをとって座れなかった。
とほほと、嘆く器の小さいおばさん。

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